ブルーバード

幸せの青い鳥を求めて

自己紹介の弊害

 

ぼくは浪人時代自己紹介をしなかった。

自己紹介をせずに友達をつくったりした。

僕は相手の名字しかしらないし、相手はぼくの名字しかしらない・名字すら知らないということもあった。

なぜ自己紹介をしなかったか。

 

理由は簡単だ。

名前を知られることで被るデメリットを嫌というほど高校時代感じたからだ。

成績優秀者として名前を掲載され、余計な記号を僕の体にみつけ、その記号に肖ったり、記号の競争をしようとしてきたり、記号を剥奪しようとしてくるものもいた。

ぼくからすればすべて攻撃だ。

放っておいてほしい。

ぼくは好きで勉強していただけだ。

 

予備校でも成績優秀者は名前が掲載される。

掲載されたときに余計な取り巻きが増えたり、攻撃が増えるのは当時の僕には苦痛だったのだ。

そこで名乗らないことにした。

するとどうだろう。

成績優秀者に掲載されても攻撃をうけることはほぼなかった。

こんなに気持ちよく清々しく成績優秀であることを喜ぶことができた。

ぼくの判断は合理的で間違っていなかった。

 

翻って今度はどうだろう。

 

後ろ盾や味方を確保しつつ、それなりに立身していく道もみえてきた。

記号はひとつではだめなのだ。

違う系統で2つか3つないと攻撃の対象になる。肝に銘じて、仕事に臨もう。

今度はバランスを重視していきていくんだ。