ブルーバード

幸せの青い鳥を求めて

ラストゼミ

昨日でラストゼミでした。

前期の間は家の事情が本当に大変だったけれど

就職活動は絶対優先させなきゃとおもって

必死で取り組んでました。

研究活動は進みが悪くて、本当にどうしようかとおもっていたけど、就職きまらないとどうしようもないとおもって研究活動はあまり行いませんでした。

 

家族が大変だけど

家族が嫌い

父のガン宣告、死の宣告、余命宣告。

母の精神的に不安定な様子。

相変わらず父親として全く尊敬できない父親

ぼくたち兄弟への依存心の強い母親。

 

家族にあぐらかいてんじゃねえよ。

 

うんざりしていました。

実家にかえれば父親の不実不義理を目の当たりにし絶望。

賃貸へかえれば母親からのつらいつらいという毎日のような連絡。

 

前記のゼミは就職活動、家の事情であまり参加はできませんでした。前期にはカウンセリングをうけました。事情を事実だけ、研究室同期先輩先生につたえました。

 

そして就職も決まり後期になりました。

とりあえず内定先への書類を揃えて郵送した10月。カウンセリングを再度受けました。研究活動への焦燥と不安に駆られていました。

信頼できる友達や先輩数人に家の状況やじぶんの状況の話をきいてもらいました。

 

11月には父親の余命宣告。僕自身も疲れが溜まったせいかひとりでいられなくなりました。そして肺炎を発症。精神的にボロボロで病院に通ったり、カウンセリングをうけていることを担当教員にメールで伝えました。

担当教員はぼくの技術的な未熟さや精神的負担を考慮した卒業研究を提案してくれました。

12月には中学からの友達に気分転換に付き合ってもらいました。この時期にはもううつ状態に入っていたと思います。デートをしたり友達とあそんだりしましたが、どうしても辛い状態を脱却することはできませんでした。この頃には耐えきれなくてか諦めてか研究室同期をはじめ、自分の弱みを見せるようになりました。いいことばかりではなくて、ますますつらくなることもあったけど今となっては言ってよかったと思います。

年明けには大変だった今年を思い出して思わず涙しました。

1月にはブログをはじめました。あまりに自分で抱え込むには辛かったので、ブログにして表すことで客観的に自分を見て自己憐憫から脱しようとしました。そして心療内科を受診して正式にうつ状態だといわれました。もう生きていてもいいことなんてないんじゃないか、死んでしまったほうが楽なんじゃないかと僕は考えていたようです。

課題は家族との付き合い方、そして気分転換と意味づけだと言われました。薬を服用しつつ、気分転換を心がけるよう努めました。

ぼくは自分の人生がかわいそうだと思っていることを改めて自覚しました。

そしてかわいそうな人生から脱するためには自分で自分を癒やすしかない。自分に楽しみを与えられるのは自分だけだと思いました。

年末に遊んだ幼馴染の友達Kに「お金がない」といったら「かわいそう」だといわれたことと心療内科受診で気づけたんだと思います。

だからあまりお金は気にせず、たとえ破滅することになってもいいから、自分に楽しみを与えてあげることにしました。

だって明日死んでしまうかもしれない世界で必死にお金を守るなんて滑稽じゃないですか。

お金を使わずに楽しみを得られなくなって死にたくなるなら、お金をつかって楽しんで生きてる楽しみを享受したほうがいいに決まってるじゃないですか。

お金で得られるならおかねで得ましょう。

なくなったらなんとかして稼ぎ出します。

 

そんな精神状態の遷移を経て、過度にお金を気にせず気分転換ができるようになったところで、ようやく研究室活動が苦痛ではなくなりました。でもそれは2,3ヶ月先から働くという安心感やアテになるバイトがあることも相まってようやく変われた気持ちの持ち方だったのでしょう。

研究活動に肩入れするには遅すぎたかもしれませんが、おそらくこれが僕の精一杯で限界でした。

ほんとうにほんとうに大変な一年で、途中で研究室やめようかとおもって、大学もやめようかと思ったけれど、ここまで、最後のゼミまで続けられたことが感慨深いものになりました。

続けられたことは嬉しいでも悲しいでもありせん。たぶんやめてしまうことも正しい選択の一つだったでしょうが、ぼくにはこんなにつらいときにも、「続ける」という選択肢を選べるだけの、とびっきり頼りになる友達をもてていることを自覚できたことがなによりも嬉しかったです。

 

以下は友達への簡単な感謝です。

 

先生S、研究室同期K、S、先輩Wへ

ぼくの辛さがストレートに伝わってしまったこともあるかと思います。ご迷惑をおかけしました。そして見捨てずにいてくれてほんとうにありがとうございます。研究室のメンバーがあなたがたでなかったら、きっとぼくはやめてしまっていたと思います。本当に感謝しています。

 

親愛なるR、K、Mへ

心を極限まで許した気分転換に付き合ってもらいありがとうございました。長年の付き合いだから話せることはやっぱり多いです。あなたがたがいなければ、自殺していたかもしれません。ぼくには今後も必要なひとたちです。

 

大学同期N、M、先輩Oへ

辛い時期に気分転換に付き合ってくれてありがとう。真剣に話をきいてくれて助かりました。部活は途中でやめてしまって申し訳なかった。引き留めてくれたHには謝りたいけど、もう遅いかな。でももともと辞める予定で入っていたから仕方ないね。

 

寮同期K、Y、H、I、Kへ

大学と別のコミュニティとして、大学生活の不満をきいてくれてありがとうございました。寮をでて2年になるけれど、まだ付き合いが続けられていることに本当に感謝しています。旅行やドライブ、公園巡りグルメ巡りといった僕のわがままに付き合ってくれてありがとう。

 

大学同期Nへ

実は私は一番辛い時期にたくさん家に行かせてもらいました。ありがとう。ぼくの突拍子もない遊びにも付き合ってくれて感謝してます。

 

大学同期Kへ

あまり回数は遊んでないけれど、きみにはいつかぼくがつらかったことを話してみたいと思います。きみならきっと他の人よりもわかってくれる部分が多そうなんだ。今後も付き合いが続くかはわからないけれど。

 

大学同期Tへ

たくさん遊びに来てくれてありがとう。

これから先付き合いが続くかはわからないけど、楽しかったしおかげで寂しくなかったよ。付き合いが続くなら、いつか話せたらいいなあ。

 

大学同期R、Mへ

公園遊びにつきあってくれてありがとう。クリスマスプレゼント選び付き合ってくれてありがとう。恋愛話楽しかったよ。

 

大学同期Hへ

寿司とか飲みに付き合ってくれてありがとう。今後の付き合いは続かないと思うけど、話聞いてもらって、十分な考慮もいただきました。ありがとう。

 

中学同期Tへ

相変わらず義理堅くて、筋を通す感じが好きだよ。先人式以来あってなかったけど、こらからも付き合いが続くと嬉しいかな。

 

Tへ

会っていきなり、辛い話しちゃったりクリスマスプレゼント持っていくの忘れちゃったりしてごめんね。それでもぼくに会いたいといってくれて嬉しかったよ。来年からまた遠距離になっちゃうけど、この先も会えたら嬉しいな。