ブルーバード

幸せの青い鳥を求めて

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

鬱の波

定期的にくる鬱の波。 辛いなあ。 今日は雨。 刺してくれるならまだいい。 今は違う。ネットに晒し上げたり、社会的に殺したり、自分は手を汚さずに、じっくりと真綿で首を締められる。 最後は自分の手で止めをさすように仕向けられる。 SNSは楽しいはずのも…

夜と霧

P124「来る日も来る日も、そして時々刻々、思考のすべてを挙げてこんな問いにさいなまれなければならなおというむごたらしい重圧に、わたしはとっくにへどが出そうになっていた。そこでわたしはトリックを弄した。ーーー。そして、わたしは語るのだ。講演の…

欲求と理性のせめぎあい

クズの本懐を見た。 欲求に素直になればなるほどバカになりそう。 バカにはなりたくない。 理性的な人に騙される。 陥れられる。 踏み台にされる。 バカになりたい。 快楽。 幸せになれる。 毎日楽しくなれる。 生物として自然。

愚行録

「格差社会ではなく階級社会」これまでも肌で感じたことはあったが、これから社会に出て、より顕著に味わうことになるのだろうか。殺された「男らしすぎる男」と「女らしすぎる女」の夫婦。周囲と折り合いをつけつつ、芯をもつことは幸せのために大事だ。

虐殺器官

言葉が思考を規定する。使う言葉や話す相手で考え方がきまるという仮説には賛成だ。とりまく言葉があまりに異なるとわかりあうことは無理だろう。こわいこわい。人は見たいものしか見ない。

ザ・ドライブ

無声映画は初めて見た。言葉を発せないからこそ暴力を表現として多く用いてしまうのか。いい経験だった。

ダ・ヴィンチ・コード

見た日はよく覚えてない。正月明けにみた。聖杯、最後の晩餐、キリストの末裔など聖書をもとにした物語。長い年月の歴史が数珠で繋がっていくようで快感である。裏切りあり。もういちどみたい。

レオン/完全版

換気扇のダクトを通らせてマチルダを逃すところとか、愛を境に状況が変わっていくところは白夜行と似てる。東野圭吾はレオンからインスパイアされたのかな。男が愛を捧げて散るところも同じ。熱烈に愛したらそれしか見えなくなりそう。マチルダのその後が気…

21g

期待以上でした。心臓移植を受けたポールがドナーの妻に「好きだ」と近づき、真実を伝えるシーンから話がつながる。それぞれが命の重さに耐えきれない様子が伝わってくる。ぼくのために誰かがその身を犠牲にして命を救ってくれたら、その重さに耐えられるだ…

ピエロがお前を嘲笑う

興味を惹かれるスタートで、意識を掴まれて映画に集中できた。2段落ちどんでん返し映画で、騙される爽快感を得ることができた。1段目の落ちがもっと隠されたものであったら、より楽しめた気がする。ネットワークでつながる関係を仮面の関係で現している演出…

ニンフォマニアックvol.1

トリアー監督の作品は4作目だが、本作を含む3作は章立てしてあってブレスをはさみながら見ることができる。愛を冒涜しつつも、愛を求め、そしてなにも得られない。罪悪感や嫌悪感を味わうだけ。でも愛を受ける方法も与える方法もひとつしか思いつかない。そ…

光のほうへ

兄弟愛を描いた映画。共有するトラウマがあって、それに縛られながらも向き合っていく映画。どん底に落ちて、はじめて理解しようと思えることは確かにあるだろう。

メランコリア

精神疾患のある人はそうでない人よりも非常時には冷静な判断ができるという考え方に基づいた映画。非日常のような異なる世界を経験することは他者尊重や自他の確立に役立つかもしれないと感じた。

アンチクライスト

キリスト教や聖書はよくわからないけど、贖罪意識で失楽園からエデンの園へ帰りたがった顛末を描いているのかな。含みのある映画で、カメラワークや間の置き方のせいか観ていて引き込まれる。友達と観るには向かなそうだけど、ひとりでみるには怖い映画。い…

ギフト

霊的能力を持つシングルマザー:アニーが主人公。登場人物関係が俺には複雑だった。不倫しないでくれ。

怒り

心を開けたり、一緒にいて安心するのは心の何処かで相手を見下しているからではないか。信じられやすい人は自分の弱さを隠さない。きっと犯人は裁かれることを願っていたのだろう。この映画で救われたのは犯人だけだ。人生ってつらいなあ。

世界から猫が消えたなら

主人公が余命宣告されたあとにもう1人の自分があらわれる。「悪魔」であって「自分」である彼との契約から、いのちは思い出や友達や好きなものがあってこそ大事にしたいとおもうものなのだと悟る。よくある友愛や家族愛、恋愛を扱ったエピソードが多く、やや…

ただ、君を愛してる

友達のススメで鑑賞。玉木宏も宮崎あおいも演技臭くなくて自然でよかった。メガネを外すシーンのかわいさは反則級。それまでのうざいくらいの愛情表現にもほっこりした。メインメニューの音楽も良い。ふたりで写真を撮った森にいきたい。

何者

癖になる胸糞感

ハドソン川の奇跡

バードストライクにより機体が故障、その際機長が着水の判断をしたことの是非を問い進む映画。トムハンクス演じるサリー機長は管制塔からの指示に抗し、最善を尽くした。その判断力と勇気には恐れ入る。生物としての死と隣り合わせの社会的な死。なにより事…

聲のかたち

好き放題やっていた主人公が堕落をきっかけに反省し、周囲の助けを借りつつ自己肯定にむけて努力する様が描かれている物語。他者肯定と自己肯定は鶏が先か卵が先かの関係で、他者の助けなしにはできないのかもしれない。泣かせにきてる。たくさん泣いた。

大脱出

スタローン演じる主役のの知識量、観察眼に魅入った。途中正しいかわからない知識の活用もあったが、それも含めてストーリーとして楽しめる。ただし洋画でイスラム教徒がいつもかませ犬にされるのは納得がいかない

傷物語 熱血編

シリアスなシーンでシモネタを入れてきたり、戦闘が間の抜けたbgmであったりして奇を衒う物語シリーズらしかった。背景が現実に近くきれい。雨の描写が多い。羽川がびっち。

ニュー・シネマ・パラダイス

通常版をみてからみたほうがよかったのかもしれない。長いが、映画の素晴らしさに気づけた映画だった。音楽が切なくてよい。期限があり急いでみてしまった。次はゆっくり通常版をみたい

時計じかけのオレンジ

罪人が無抵抗を覚えたところで返り討ちにあうだけだ。付き合う人間は選ぶべきだという知見を得た。筋トレをしようと思った。

メメント

記憶を利用して行いを正当化していく登場人物達。主人公の記憶が持続する時間ごとに、時間を遡る形で物語が進む。リアルタイム進行ではないので見るのは疲れる。解釈が足りないのかもしれないが、そのわりに呆気ない。

君の名は。

画が綺麗で現実を越えてる。先生の声が花澤香菜だったことに気づけなかったのはショックだった。

ゴーストバスターズ

音楽が文句なしにかっこいい。ビルマーレイのテキトーさには好感が持てるが、友達にはなりたくない。ゴーストバスターズの仕事は楽しそうだ。

風と共に去りぬ

大切なものに気づいたときには手遅れであることを彷彿させる。周囲の評価に左右されず、芯のしっかりしたバトラーのような男であっても、幸せになれないことに衝撃を受けた。映画としてはやや長い。

メタモルフォシス

文章からはテクニックよりもセンスで書いている印象をうけた。被虐がいのちの重さ軽さを体験的に感じられて、知る喜びにつながるのだろうか。一部のメタモルフォシスでは自分で得た被虐体験を糧に体験的に生命への執着を思い出す終わりかたで非常に後味がよ…