ブルーバード

幸せの青い鳥を求めて

起床

朝起きてだれもいない家の中

朝起きて話しかける相手もいない

 

ひとは一人で生まれて

一人で死ぬ

 

そういう星のもとに生まれてきた

 

 

朝は目覚ましに起こされて

自分で弁当を詰めて

自分で身支度を整えて

仕事に間に合うように家を出る

 

ひとりになって

ひとりのつらさ・さみしさに気づいた

 

誰かと一緒にいたい、と。

誰かに触れていたい、と。

 

朝がきらいだ。

いちばん寂しいから。