競争社会で勝ってきたひとは
負けることを恐れて
ランキング思考に拘泥する。
勝負にかって安心する。
友達や仲間を含む他者のなかで優位でいないと安心できない。
一種の強迫性障害だろう。
一方競争社会で負けてしまったひとは
コンプレックスを感じて、腐り、
毒づく。卑屈になる。
いつでも尖っている。
どちらがわにもなりたくない。
巻き込まれたくない。
そのためには現状を抜け出すしかない?
きっと
競争や比較のない世界なんて
ないのにね。
夢見てしまう。
都会から離れて、ひとの少ない山奥で
戸籍もなにもかも捨てて
自給自足して生活したい。
好きなひとと一緒にいられればそれでいい。
もっと別の環境で育ったなら
うまくやれたのかな。