ブルーバード

幸せの青い鳥を求めて

2次試験

結果、合格。

面談はいままでにないくらい気合いを入れて臨んだ。

だからこそ、「気迫」を出せたんだとおもう。

自分の足で試験会場へ向かい

自分自身の足で試験会場から帰った。

自分のお気に入りのリーガルのシューズを履いて、自分で買ったビジネスバッグを手に試験に臨んだ。

 

けれど、三次試験が30日‥

なんてことだ。経験交流会の日じゃないか‥。

三次試験の時間と、交流会の時間の調整が必要だ。

向こうに日程再調整の連絡をするか?

いっそ経験交流会に当日休をとるというのも手だ。

順番を間違えちゃいけない。

 

 

故郷に戻る未来が見えてくると、

この街の見え方もすこし変わってくる。

賑やかで、華やかで、

娯楽にあふれたこの街はやっぱり好きにはなれないけれど、また遊びにきたいとおもう。

遊ぶにはいい街だから。

中毒性がある街だから。

 

夜が明るい街。

この街が教えてくれたことは

いくら明るくても夜は寂しいということ。

むしろ、明るいほうが夜は寂しい。

 

暗い宵闇は安心した眠りを提供してくれる。

 

食欲、性欲は東京の方が充たせるかもしれないけど、

睡眠欲は東京では十分に充たせない。

 

おれは、眠りたい。

 

映画、音楽

ミュージックエフエム、アマゾンミュージック、プライムビデオ、ディーバーで十分。

書籍はアマゾン、メルカリで買える。

食事は食材が重要。

地場野菜を食べればいい。

トキメキは恋じゃなくてドラマでいい。

友達は都内より田舎のほうが安心感がある。

家もある。家族もいる。

馴染みの公園も、広い空も、夜の静寂も。

 

なにもなかったのは「こっち」のほうだった。