ブルーバード

幸せの青い鳥を求めて

ひとりになって

職場でだれかを信じることができない

背中を、身を、預けることができない。

だってみんな足を引っ張るから。

利用したいように利用するだけだから。

 

家にいてもひとり。

 

実家に帰れば

実家を出たときより人が少なくなった家

 

どんどん周りから

ひとがいなくなっていく。

 

一人になってはじめて

自分の酷さに気づいた

幸せだったとは思わないけれど

少なくとも寂しくはなかったのかもしれない

 

ばかだから

失わないと離れないと

ありがたみに気づけない