ブルーバード

幸せの青い鳥を求めて

深夜の屋上

深夜の屋上に忍び込んだ。

久々だ。

 

中はとても懐かしくて、変わらなかった。

 

お祭りデートで使ったベンチ

一時期は行くことがつらくなった部屋

アルバイトを辞める電話をした公衆電話

座って電話をしていたら邪魔だからどいてくれと言われた縁石

つらいときにあがった屋上

誰もしらない。誰にも知られちゃいけない。

僕だけの場所。

 

それも今日で行き納めだ。

次の場所を探すんだ。