最近は自分の事情を他人にいうようにしてる。本当は言いたくない気持ちもあるけど、言わないと同情や配慮は得られないし、同情や配慮がいまのおれには必要だと感じているからだ。
こういう話をすると「病んでるね」と
いわれることがある。
病んでる?そりゃそうだよ。聞いてればわかるでしょ?それを俺に自覚させたいの?
自覚してるよ?俺にこれ以上自己憐憫抱かせるのやめてよ。
こんなことたいしたことないよっていってよ。おれだってこんなことあったよっていってよ。ねえ。おれだけがこんなんじゃない、不幸じゃないって教えてよ。
自己憐憫と自己嫌悪で死にたくなるんだよ。
(内心ヒステリック)
はじめに話をきいてくれたひとは「病んでるね」とは言わない人で、余計なことを言われなくて、楽だった。それは救いだった。
つらくてつらくて仕方なかった。
やっと家族の呪縛から逃れられると思っていたのに、また依存される形で重くのしかかってきた。
家族は助け合いだというが、俺は本当に困っているときに家族は助けてくれなかったし、家族には本当に困らされた。
もううんざりだった。
逃げたかった。
断ち切りたかった。
自分の考えるまっとうレールを強いて敷いてこられる人生はうんざりだった。
仲の良い友達に「おまえは目の前に地雷を置かれるタイプだったよな」って言われたことあるけど、たぶん育てられ方の影響。
やっとマイルドに断ち切れる機会が就職活動で訪れたのに
父親が病気で両親が不安定になり
また
家族に縛られた。
来年から一緒に住まない選択をしたのは英断だった。
このままではおれがこわれてしまう。
って考えてる自分を冷めた目でみてる自分がいる。